
こんにちは。Maiine worksデザイナーの木下舞子(@maiineworks)です。
普段はイラストを描いたりパッケージや雑貨、ロゴデザインのお仕事をしたりしながら、Qrious内の修行チーム、TEAM A’sにてWebデザインの修行をしております。
#ロキチャン7回目の告知バナーを制作しました。
#ロキチャンとは、女性クリエイターチーム秘密結社Qriousのボス、ロキさんとあやラボ代表西田あやのさんがお送りするクリエイターズトークバラエティ。
Qrious本メンバーの千恵さんに監修していただきながら制作しました!
デザインの前に
バナー制作でもらったお題
・内容はこれまで同様タイトルと日付以外は同じで増えも減りもしません
・カラーは自由
・ウェビナー自体は緩くやることを目指してますが内容はクソ真面目なので、ビジネスセミナーのような堅さは要らないけど、サークルやコミュニティーのような緩さはもっと要らない
・サイズをいくつか作ってもらいます
・ウェビナーの内容は変更になる可能性があるため特に意識しなくてOK
方向性を決める
誰に=ターゲットは誰?どんなライフスタイルで、どういう状況でロキチャンと触れるのか?
何を=ロキチャンってどんな番組?
どう伝える=上の二つがどんなビジュアルならばターゲットに明確に伝わるか
を考えるために下のようなマインドマップに書き出しました。頭に浮かんだことばばばばーって書いてるので日本語おかしいけど書き出すのが目的だから良しとしよう。

で、ここから
誰に(ターゲット)=クリエイティブ職に転職したい勉強中の20〜30代女性。本業or育児で結構忙しい。情報過多で疲れ気味。
何を(内容)=ロキさん、あやのさんの持つユーモアと、放送内容の真面目さのバランスを伝えたい。あと基本的な告知内容。
どうやって=ターゲットは疲れている…でも漫画なら疲れてても読めからコミックテイストはどうか?ユーモアを交えたビジュアルにもなりそうだ
と決めていきました。
ざっくりのテイストがわかるラフと、コンセプトを添えた資料を作って提案。この内容で進めることに。

この時「木下舞子らしい女性向けのかわいい感じも入れてね」と課題をもらう。
いよいよデザイン
初稿
ロキチャンの番組の雰囲気と私の得意分野(ピンクで花でパステル)とでは全然方向性が違うので、どうする〜??どうやってかわいくする〜??と頭の中でひとり会議。
結果、コミックテイストのポップな感じをドットやバイカラーを使って表現することでかわいらしさを出そう!と考えました。
できあがった初稿はこちら。

今見るとウワーってなる。ウワー!
返ってきたお返事は下記の通り
・ごちゃごちゃしていて視線が分散する。一番大事な情報に目がいかない。特にフォント。
・色数が多くて中途半端。
・タイトル周りとそれ以外とでもっとメリハリをつける。
修正
一番の課題はメリハリが足りなくて情報に優先順位が付けられていないこと。じゃあどうしよう?→自分が思うよりももっと思い切ってメリハリをつけなければ!ということで
①色はタイトルとそれ以外とで濃淡をぐっと激しくつける
②フォントはタイトルとそれ以外とで分けて、タイトルのみ特殊なフォントで目立たせる
③人の視線は左から読むことが多いので左に目立つ色を持ってくる
と考えました。できたのがこちら。

ここまででぼちぼち完成形に近づきました…!
ごちゃごちゃしていたタイトルフォントは全然違うものに。2行でフォントを変えていたのがまとまりがない一因だったのでフォントは統一。目立たせたいのでデザインフォントを使用。Web感をもっと出したくてドットで装飾を加えました。ポップな感じにもなったと思う。
指摘内容は以下の通り。
・まだフォントがばらついて見える…。ゴシック体のフォントが全体の雰囲気と合っていない。UDフォントなど線まっすぐ系のフォントの方が良いのでは?
・名前と吹き出しのバランス再考を。
・背景のブルーとタイトルのブルー、もう少し調和させて。
・ロゴのレギュレーション的に吹き出し外の方が良い。
修正その2
フォントに弱い。いくつか当ててみてこんなんかな〜〜〜〜?ってやってみる。わからん…。バランス感覚身に付けるにもたくさん作らないとなと思いました。
フォントと色を調整。

・色はOK。タイトル色が薄くなった分インパクトに欠けるのでサイズ調整を。
・やっぱりフォント。細いかもなのでウェイト変更を。
あと修正ではないですが「色決めるときに数値で見るのも良いけど見た目で判断する感覚も養おう」とアドバイスいただきました!
完成形
やっぱりフォントに弱い。改めて弱点確認できて良い機会だなと思いながらウェイトが多くて雰囲気に合うフォント探しの旅…
結局AdobefontsにあったTBUDゴシックになりました。探し方が甘かった。Adobefonts便利。〜フォント探しの旅、完〜
タイトルまわりを微調整してフォント直して、完成!

最後に
弱点把握
もともと雑貨デザインやギフトパッケージのデザインが多く、文字と言えば可愛く装飾するために筆記体フォントを使うくらいでした。伝えるための文字使いが激弱と改めて弱点を把握。今後の課題です。
可愛く装飾するためのデザインは得意分野なので、それと合わせて使い分けできたらもっとデザインの幅が広がるなあと感じております。
作った後にQriousの先生にいただいたレビュー
・フォントの使い方が苦手な感じはする
・発想とかは良かった。2回目は期待値が上がるので120%クオリティを出せるかが大事
・背景のドットやストライプなど細部に凝っているところはOK!今後忙しくても意識して。
千恵先生、まゆみ先生ありがとうございました!
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