【制作実績】おもちゃメーカーさま 商品デザイン

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こんにちは!起業家専門、印象デザイナーの木下舞子(@maiineworks)です。

愛知県にあるおもちゃメーカー様の商品デザインをさせていただきました!

「アイディアはあるけれど形にできる社員がいない」とのご相談から実現したもの。

営業担当の井上さん始め従業員の皆様の「良いものを作ろう!」という気持ちのおかげか、発売前の段階で、工場への初回発注分が予約完売する大人気商品になりました…!

商品デザインご提案

ヒアリングより

  • 商材はキッズサイズの靴下
  • コンセプトは「知育×靴下」。足の甲に日本語、裏に英単語が描かれており、「これってなんて言うの?」とお子様とコミュニケーションを取りながら英単語で遊べる仕組み。
  • 知育といえど堅苦しい雰囲気にはしたくない。
  • キッズ用ではあるが大人から見てもかわいいデザインがいい。

デザインご提案内容

ヒアリングを受け、画像を見ながら「何となくこんなのをイメージしている」というのをすり合わせていきます。

発案は3歳のお子様がいらっしゃるお父さん。娘さんと一緒に遊んでいて思いついたそうです。

今回はキッズ用、知育、言葉遊びができる、の3点からイラストと文字が大きく配置されていて単語当てゲームがしやすいことを共有。

イラストで商品の雰囲気が決まってくるため、どんなモチーフをどう描くかも、いろいろな画像や資料を見ながら話し合い、最終的なイメージを共有しておきます。

従業員の方のお子様も一緒に商品開発に参加!
「こんな感じがかわいいと思う」とラフを描いてくださいました^^

ラフも踏まえ色や細部を調整して出来上がった最終デザインはこちら。
フルーツ6柄、のりもの6柄の計12柄です。

完成商品デザイン

工場さんのご協力で良い感じにサンプルあげていただきました!

はいてQ全柄
はいてQ

「ももって英語でなんていうの〜?」
「Peach!」

「おふねは〜?」
「Ship!」

ご家族でコミュニケーションを取りながら遊ぶのに良い感じ。実際従業員さんのご家庭でもお子様に好評のようです^^

商品タグ&ロゴのご提案

商品につけるタグと、商品ロゴのデザインもさせていただきました。

たくさんの商品が並ぶ中で少しでも目に入りやすくするため、

メインカラーはイエロー。キッズ向け+目立つ色であること、色彩心理学の分野ではイエローは「知的好奇心」にまつわる色とされており、商品コンセプトにも合うため採用。
今後シリーズ化することも見据えているため、性別に関係なく使え、柄やモチーフを変えればどんな柄にも対応できるデザインにしました。

はいてQロゴデザイン
はいてQ商品タグデザイン

ギフトショーにも展示されました!

2月に東京ビッグサイトで行われた国内最大級の雑貨の展示会、インターナショナル・ギフトショーに出展された際、展示していただきました!

ブースの一角に「はいてQ」専用コーナーを設けることに。そちらの装飾のために、予算内でできることをということでパネルも作成させていただきました。

はいてQギフトショーパネル
はいてQギフトショーブース
はいてQギフトショーブース

展示会でも好評だったようで嬉しいです^^

まとめ

従業員の方々が楽しんで開発されている様子が印象的でした。そこにデザインの一部だけではありますが関わらせていただきありがたく思います。

この度はありがとうございました!

商品デザイン時に重要なこと

そのデザインは生産可能なデザインか?

紙やWebのデザインとまったく違うと感じる点が「生産可能なデザインか」ということ。
生産可能、といってもサンプルのように1日に多くて10個も作れれば良いというものではなく、商品の流通量として必要十分な数を毎日大量に、それも不良なく作れるものかということ。

工場のもっている技術や機械で再現できるものか?できたところでどこかに無理が生じていないか?素材の特徴と合っているデザインか?等々。もちろん商材ごとにも異なりますし、同じ商材でも工場の方針やリソースによっても様々です。
無理のあるデザインは、やってできないことはないけれどいずれどこかにしわ寄せがくるもの(不良率がめちゃめちゃ上がったり)。

それらの条件をきちんと汲み取り、消費者から見て魅力的な見た目にしつつ、希望売価にも合うよう調整する…というのがややこしいけど楽しい!だから私は商品開発が大好きです。笑

今回のご依頼の場合

「はいてQ」はキッズ向け靴下。さほど複雑な商品ではありませんが、気にかけるべき点は多々あります。

①イラストの再現性が高くない

靴下は編んで作られます。イラストが細かすぎれば編み目で再現ができず潰れてしまいますし、反対に単純すぎて見た目がつまらないものになってもいけません。「編み目で再現でき、尚且つイラストとしてもかわいい」にはどんなデザインが良いのかを考えなければなりません。

今回は編み目の太さに合わせて線の位置と太さを調整。工場の方のご協力もあり、きれいに再現していただきました。

②色の再現が難しい

生産数や価格など別の項目も関わってくるため一概には言えませんが、たいていの場合編み糸はすでにある物の中から、指定の色に近いものを探して使用します。そのため使いたい色によっては良い色がない場合も多々あります。

でも糸から染めるとめちゃくちゃなロットになる&もちろん価格も上がる!
でも色ってちょっと青っぽかったり黄みがかってたりするだけで別物になる!
でも!
でもでも!

みたいな。笑

(高価格帯商品はまた別かもしれませんが)大衆向け商品ならば消費者の負担にならない価格に抑えつつデザインも良いものにしたい。この葛藤のどこに落とし所を見つけるのか、いろいろ方法はありますが毎回悩ましいところです。

まとめ

全国の量販店にて発売中!お子様のいらっしゃるご家庭で無理なく楽しく買っていただける価格となっております。

こんなご時世ではありますが、すでに購入してくださった方のおうち時間に役立てていただけたら嬉しいなーと思い記事にまとめました。

第一弾が大好評だったため第二弾を鋭意制作中です!