2020年8月とミリアム・ハスケル、女性の社会進出について

毎月の振り返り。

制作実績が私の制作物の紹介なので、ここでは私の中身について紹介しようと思います。見たもの、聴いたもの、読んだものがデザインにも現れると思っているので、お客様にもそういう部分が見えた方が良いんじゃないかと思い書いています(というのは建前で、自分の好きなものについて思いっきり書きたいだけ)。よろしければお付き合いください。

今月の素敵なものの話

私ごとですが今月は誕生日がありまして。

ミリアムハスケルのイヤリングの写真
ガラスがオーロラ色なので1955年以降の物だと思われる

これは1950年代のミリアム・ハスケルのイヤリング。夫が誕生日にプレゼントしてくれました。

ミリアム・ハスケルと言えば20世紀初頭に活躍したコスチュームジュエリーのデザイナー。彼女自身はデザイン画は描かず、口頭で職人に伝えていたと言うので辣腕女社長って感じでしょうか。今よりもずっと男性優位の社会に於いて、類稀なビジネスセンスと女性の心を掴むデザインで1920年代のコスチュームジュエリーの発展に寄与した女性だそうな。かっこいいな〜。

ヴィンテージには熱狂的なコレクターがいるし、現代でもブライダルジュエリーで人気なハスケル。ガラスビーズのきらめきは70年以上前の品とは思えないほどきらきらしてきれい!石はすべて爪止め、接着剤は使用せずパーツは全部細いワイヤーを組んで取り付けられています。見える部分はもちろん、裏側にまでこだわって作られたジュエリーは時代を超えて世の女性たちを虜にしてきたのがうなづける美しさです。

ハスケルは1950年代、日本の高度経済成長の時期に質の良いガラスパールを求めて日本からNIKIパールを取り寄せていたそう。NIKIパール、1つしか持っていないけど光沢に奥行きがあって風格が感じられます。日本とハスケルの間に親密な繋がりが感じられて嬉しい気持ち。これは自分用の誕生日プレゼントにアメリカから個人輸入したイヤリング。

ミリアムハスケルのイヤリングの写真
NIKIパールのイヤリング

今でこそ女性も社会に出るのが当たり前な雰囲気ですが、当時の女社長ってどんなんだったんでしょうね。相当風当たり強かったのかなとか、逆に女性向けの商品だから無双してたのかなとか想像膨らみます。

お仕事の話

私自身が結婚して転勤族になったのを機にどこでも自分の技術で働けるように、と思って個人事業主になりました。だからかはわかりませんが、女性のライフイベントを理由に働き方を変えた/変えなければならなかった方にご依頼いただくことがあります。

自分のスキルを活かして働きたい気持ちがあってもそれをどうすれば良いのかわからず立ちすくんでしまうことは自分自身にも経験があります。その辛さやもどかしさ身に染みています。だからこそ、お声がけいただいてお力添えさせていただけたらこれほど嬉しいことはありません。

むしろ私の方がお客様から元気をいただいているようなこともしばしばですが…!

これからももりもり働くぞ。まだまだ余力がございます。ご相談はお気軽にどうぞ。

それでは。